日常生活の認識
Netflixの「アート・オブ・デザイン」という番組を見ました。 1stシーズンすっ飛ばして2ndシーズンから観てしまったのですが、とても良い番組と感じます。
「オラファー・エリアソン」という芸術家を初めて知りました。彼の発言は芸術に携わっていなくとも響きます。
オラファー・エリアソンについては以下を参照のこと。
デザインがどうこうとか、建築物がどうこうとか、発想がどうこうとか、そういうのは置いておいて。。
彼の認識の広さがとても印象深いです。
日常生活のなかでの、空気、日差し、湿度、明度、道端のあれこれに至るまで彼の認識から外れていないのでしょうね。 芸術家あるあるだとは思いますが、観察眼というか、よく見ています(見えています)よね。 彼の作品も人の視覚や認識に訴える作品が多々ありましたが、それらも彼の日々の認識から派生したものであり、作品作りが 生活ひいては人生に直結しているかのようで、健全かつ豊かに感じます。
自分の生活を細かくみたり、俯瞰してみたり、角度を変えてみたときに生活の一貫性をどれだけの人が保っているのかとても不思議に思いました。 「認識する」ということは、それについてリソースを割く。ということでもあるので考えが及んでいるかどうかに繋がります。 考えが及ぶということは考えを繋げることにもなり、つまるところ生活を見直すことに直結する気がします。
日々の認識を改め、健全かつ豊かに過ごしたいです。。